フラグシップ・リアルタイム-デジタルシミュレータ
OP5707XGはXillinx® Virtex®-7FPGAとIntel Xeon® Gold プロセッサを搭載し、IO機能を備えたOPAL-RTシミュレータの最上位機種です。
CPUとFPGAを用いた高速な演算と、256CHまでのIO(デジタル アナログ)、高速SFP通信が利用可能です。
概要
- Intel Xeonプロセッサを搭載し、最大32コアまで利用可能
- Virtex-7テクノロジーをベースとした4Uサイズの拡張ユニット
- 最大8個までのアナログ/デジタルコンバータモジュールを搭載可能
- 最大デジタル256Ch又はアナログ128Chまでのデジタル信号の処理が可能
- 高速通信の為 最大16CHまでのSFPファイバーモジュールが使用可能
- 他のシステムや拡張ユニットとFPGA間での通信が可能
- SFPプログラマブルクロックIF
- LVDSやファイバーオプティック同期
- IEC61857, C37.118, DNP3, CAN, ARINC-429など、様々な通信規格に対応可能
アプリケーション
シミュレータ構成
OP5707XGは、Intelプロセッサの組み合わせを使用して、非常に大規模なモデルのリアルタイムコンピューティングを可能にします。
また、FPGAには、高速スイッチング周波数のリアルタイムシミュレーション用の超高速ループタイムが含まれています。
Xilinx Virtex-7の5nsのタイマー分解能は、eHS FPGAベースのPowerElectronics Toolboxによる145nsという高速なモデル制御周期をサポートします。
このコンピューティングパワーを単一のラックマウントシャーシでご利用でいただけます。
並列処理の恩恵により、大規模で複雑なシステムの忠実度の高いリアルタイム電磁過渡現象(EMT)シミュレーションを実現します。
さらに、高周波パワーエレクトロニクスアプリケーション用のFPGAもああります。
モニタリング機能
Target筐体前面にレイアウトされた無数のLANコネクタは、筐体背面のI/Oの全チャンネルと内部で繋がっております。
これにより、筐体が実機装置と接続されHILシステムが構築された後でも、筐体前面のLANコネクタより任意の4Chを右下のBNCコネクタに接続するだけで簡単に入出力の信号をオシロスコープで観測頂けます。
一般仕様
- CPU :Intel Xeon Processor
(1x Xeon 4cores/3.8GHz, 2x Xeon 4cores/3.8GHz, 2x Xeon 8cores/3.3GHz より選択可能)
- FPGA :Xilinx® Virtex®7 485T
- SFP: 最大 16 (1-5Gbps)
- サイズ: (W)47.7cm × (D)49.3cm × (H)22.1cm 17kg
ハードウェア外観
- A&E)RJ45からBNCへの監視インターフェース
- B)SFPソケット
- C)ハードウェア同期コネクタ
- D)JTAGプログラミング用のUSBポート
- F)標準のコンピュータコネクタ
- G)ハイプロファイルPCIeまたはレガシーPCIカード用のオプションのベイ
- H)DB37F I / Oコネクタ
- I)5V / 12V電源コネクタ
- J)GNDネジ
- K)電源プラグとオン/オフスイッチ
- L)コンピュータコネクタ
- M)薄型PCIeスロット
お問い合わせ先
株式会社 NEAT
愛知県名古屋市千種区池下1-11-21
TEL:052-764-3311 FAX:052-764-3632
Opal-RT Technologies,Inc.
1751 Richardson, Suite 1060 Montreal, Quebec, Canada, H3K 1G6
TEL:+1-514-935-2323 FAX:+1-514-935-4994
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